そもそも貿易事務の仕事とは?

貿易事務とは、商社やメーカー、船舶会社などで輸出業務や輸入業務など貿易全般の事務を行う仕事です。商品の受発注や海外との電話やメールのやりとり、貿易書類の作成やチェックなどを行うため、貿易の専門的知識や語学力、事務処理能力が求められます。一定のスキルが必要な仕事ですが、結果を積み重ねていけば将来的に業務の幅も広がりますし、専門性を深めてスキルアップすることも可能です。

        

求人数で比較!おすすめ人材派遣会社3選

未経験やこれからスキルを高めたい方が貿易事務に就くためには、多くの求人が集まり、専門知識や語学力を磨く環境のある人材派遣会社を活用するのがいいでしょう。ここでは、貿易事務の求人を多く持つおすすめ派遣会社を3つピックアップし、求人情報の詳細を紹介しています。最新の情報が気になる方は、公式サイトをチェックしてくださいね。

リバティー

掲載求人数77

※「はたらこねっと」での貿易事務の求人数(2016年9月時点)

貿易事務に精通したコーディネーターがサポート

事前のカウンセリングから派遣中のお悩み相談、契約期間終了後のステップアップ対応まで、登録者に寄り添ったフォローが人気の理由です。JETROやAEONなど社外スクールの授業を特別価格で受けられるなど、登録者のスキルアップを応援してくれます。 

求人例1

商社

  • 時給:1,700円
  • 勤務地:東京都/港区
  • 備考:大手企業への派遣
求人例2

商社

  • 時給:1,550円
  • 勤務地:大阪府/大阪市中央区
  • 備考:入社後研修あり
求人例3

運輸関連

  • 時給:1,750円
  • 勤務地:東京都/港区
  • 備考:経験者優遇

利用者による口コミ

「リバティーさんは健康保険や休暇など親身に対応してくれます。何かあったときの相談役としても心強いです」

「大手の派遣会社よりも案件が充実しています。多くの選択肢の中から自分に合う働き方や条件を選べますよ」

「コーディネーターの方が色々と親身になってくれ、心が折れそうな時も励ましてくれて、ありがたかったです」

テンプスタッフ

掲載求人数61

※「はたらこねっと」での貿易事務の求人数(2016年9月時点)

女性の働き方を支援する大手派遣会社

業界トップクラスの案件数を持つ、大手人材派遣会社。登録者の窓口となるオフィスの数が多いので、直接相談しやすいのがメリットでしょう。貿易事務に特化しているわけではなく、一般事務の案件が多いのも特徴のひとつ。

求人例1

サービス関連

  • 時給:1,650円
  • 勤務地:東京都/港区
  • 備考:残業多め、エルダー歓迎
求人例2

サービス関連

  • 時給:1,600円
  • 勤務地:神奈川県/横浜市西区
  • 備考:残業少なめ
求人例3

小売関連

  • 時給:1,550円
  • 勤務地:兵庫県/神戸市中央区
  • 備考:未経験歓迎

利用者による口コミ

「精密機械メーカー勤務の経歴を鑑みていただき、紹介予定派遣で航空部品商社にて貿易事務を勧めていただきました」

「TOEICスコアを活かし、貿易事務を紹介してもらいました。経験を積んだことで、現在も貿易事務を続けられています」

「最初はどんな仕事かも分かりませんでしたが、得意の英語を想像していた以上に役立てることができ、やり甲斐を感じています」

アヴァンティスタッフ

掲載求人数24

※「はたらこねっと」での貿易事務の求人数(2016年9月時点)

大手金融&商社の案件を中心に取り揃え

みずほ銀行や丸紅のグループ会社であり、金融や商社での仕事を中心に、幅広い業界の求人案件を取り揃えています。貿易事務の案件自体は少なめですが、未経験者のための研修や講義も用意されています。

求人例1

商社関連

  • 時給:1,550円
  • 勤務地:大阪府/大阪市中央区
  • 備考:残業少なめ
求人例2

メーカー関連

  • 時給:1,600円
  • 勤務地:神奈川県/横浜市西区
  • 備考:残業少なめ
求人例3

商社関連

  • 時給:1,650円
  • 勤務地:東京都/中央区
  • 備考:未経験歓迎

利用者による口コミ

「人によっては合う合わないが大きく出るようで、よくない評判などもあるようですが、私個人にはよい派遣会社さんです」

「親会社とのパイプにより、金融や貿易関連の仕事が豊富なのはさすがだと感じました。研修も充実しています」

「育児の関係でブランクが長いことが不安でしたが、研修も充実しており、事前に仕事の勘や自信を取り戻せます」

まるわかり解説!貿易事務とはこんな仕事

どんな仕事内容なの?

貿易事務とは輸入や輸出に関して必要な各種の業務に関する事務業務全般を指す言葉になります。より詳しく言えば、メールやFAXによる商品・物資の受注や発注のやりとり、船積みや航空便積載に関する書類の作成、通関に関する手配や手続き、海外の取引先との確認や交渉、さらには国内での運送便や保管倉庫の手配なども含まれます。

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求められるスキルと知識

貿易事務とは、輸入業務や輸出業務に関する事務全般を指す言葉になります。メールやFAXによる商品・物資の受注や発注のやりとり、船積みや航空便積載に関する書類の作成、通関での手続き、海外の取引先との確認や交渉、さらには国内での運送便や保管倉庫の手配なども含まれます。

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未経験でも大丈夫?

貿易事務というお仕事は、誰でも出来る簡単なものではなく、語学力や専門知識がないと通用しない、長く続かないというのが現実です。しかし、未経験者にとって門戸が完全に閉ざされているという訳ではありません。「未経験者可」の案件から入っていき、貿易事務の仕事に実際に触れながら、ステップアップしていくのが王道と言えます。

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給与はどれくらい?

ひと口に貿易事務の給与といっても様々な要素によって、金額には差が生まれます。ある意味シビアな現実ではありますが、予めこの点はしっかりと認識しておいた方がよいでしょう。目安として正社員の30代で全国平均月給27万円程度、派遣社員の場合で時給1,300円~1,800円程度。しかしあくまでも目安にすぎないと考えてください。

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持っていたほうがいい資格は?

一般的な事務処理能力に加えて、英語力と貿易に関する知識やノウハウといったものが不可欠です。それゆえに、貿易事務の仕事に就くにあたっては、これらの要素に関連のある資格を取得しておくと、より有利な条件や待遇が期待できたり、仕事を選ぶ選択肢が広がります。TOEIC、貿易実務検定、通関士などが挙げられます。

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業種によって異なる
貿易事務の仕事のちがい

貿易事務とは、主に英語を用いて、商品や物資の輸入ないしは輸出に関わる書類作成や取引相手との交渉や調整などのやりとりをする業務です。しかしそれらの商品や物資の運搬を依頼する側と運搬を請け負う側、商品を買う側と売る側では、仕事内容は異なってきます。それぞれの業態と貿易事務の仕事についてご紹介していきましょう。

  • メーカーで行う貿易事務は、どちらかといえば輸出業務がメインになるのに対し、商社の場合は、基本的には輸出も輸入も双方に携わる(会社によってどちらかに偏る場合もあります)。もうひとつ、ひと口に貿易事務といっても、どこまでの仕事をカバーするかは、そのメーカー/商社の体制や規模によって異なります。

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  • 通関業務というのは、商品や物資に関税がどれだけかかるかを正しく計算し、国に「この商品をこれだけの分量で輸入(あるいは輸出)しますので、これだけの税金を支払います」と申請すること。通関業者とは、商社やメーカー、あるいは船会社や航空会社などから、こうした通関業務の代行を請け負う会社になります。

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  • 分かりやすく言えば、荷主と輸送業者の間をとりもつコーディネーター、あるいは仲介業者という感じです。運搬手段として船会社を利用するのがNVOCC、航空会社を利用するのがフォワーダーになります。荷主と輸送業者の間を仲介するだけでなく、通関手続きや書類作成の代行、荷物の保管などの付帯サービスなども守備範囲です。

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  • 船会社や航空会社は貨物の輸送が本分であり、求められる貿易事務も輸送に直接関わる業務がメインとなってきます。一方、通関や荷主、取引先とのやりとりといった業務は、NVOCCやフォワーダー、航空貨物代理店や船社代理店といった業者に任されることが多く、そうした意味では棲み分けがなされていると言えます。

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貿易事務の派遣会社はどう選ぶ?

未経験から貿易事務をはじめるなら、派遣会社の選び方が重要です。ここで選び方のコツを確認しておきましょう。

  • 求人案件の多さで選ぶ

    求人数が多ければ多いだけ選択肢が広く、チャンスが増えます。「ネームバリュー」や貿易事務に特化している「専門性」だけを重視すると、求人数が少ない派遣会社と当たってしまうことも。たくさんの候補の中から自分の条件にあった求人を探せるような派遣会社かどうかチェックしてください。

  • 研修制度の充実度で選ぶ

    貿易事務において求められるスキルは、一般的な事務処理能力だけではありません。語学力はもちろん、貿易に関する専門知識も必要です。研修内容の充実度合や提携しているスクールなどは各派遣会社によって差がつく部分。未経験で貿易事務に挑戦する場合、派遣会社がスキルアップのサポートに力を入れているかどうかをチェックしましょう。

  • サポートの手厚さで選ぶ

    一人ひとりへの対応力や希望に合った求人を紹介するスキルは、各派遣会社によってバラつきがあるもの。貿易事務に精通した担当者が担当する派遣会社では、貿易事務特有の難しさを熟知しているだけでなく登録者への対応も慣れているので、カウンセリングや的確なアドバイスで不安や悩みを解消してくれます。

  • おトクな研修制度を紹介

    貿易事務の派遣会社、研修の充実度合は要チェック!

    人材派遣会社が登録者向けに行っている研修制度の有無とその充実度合いは重要です。一般事務や語学といった他の業務にも応用できるスキルはもちろんのこと、貿易事務に関するセミナーや教室なども、初心者向けから上級者向けまでカバーしている所もあり、そうした派遣会社を選んでおけば、派遣前や派遣中の休日、派遣と派遣の合間などにこうした研修を受け、よりスキルアップを果たせ、ステップアップのチャンスも増えていきます。

  • 派遣会社の選び方

    派遣会社を「なんとなく」で選ぶのはNG!希望の貿易事務という仕事に就くため、派遣会社選びで意識すべきポイントを抑えておきましょう。

    信頼するスタッフがいる会社を選ぶ

    貿易事務に初めて挑戦する未経験の方であれば特に重視したいのが、「信頼の置けるスタッフがいるか」という点。スタッフと密なコミュニケーションを行うことで、不安の解消やリスク回避ができます。

  • 貿易事務を得意とする会社を選ぶ

    数多い派遣の仕事の中から「貿易事務」というたったひとつの仕事を選ぶからには、貿易事務を得意とする会社を選ぶのが効率的です。貿易事務という仕事への理解度や求人数、スタッフのサポート力をチェックしていけば、ピックアップした派遣会社が貿易事務に特化した会社かどうかが判断しましょう。

貿易事務として就職するために

ここでは、貿易事務への就職を目指して活動を行う人に役立つ情報をまとめています。専門用語が飛び交う求人情報の見方や採用担当者の立場から見た「採用したい人材」、先輩たちの体験談など、貿易事務という仕事について知りたいウラ話が盛りだくさんです。

  • 求人情報のチェックポイント

    給与や保険、休日など求人情報で用いられる表現の中には似た言葉でも意味が異なるものがあります。例えば「額面」と「手取り」など。意味を理解しないまま求人情報をチェックしてしまうと、イメージとは違う条件で契約する可能性があります。ここで改めて、求人情報の見方を確認しておきましょう。

    <<「求人情報のチェックポイント」について詳しくみる>>

  • 採用担当に聞く!こんな人が欲しい

    輸出入に関わる貿易事務では、事務職として求められる一般的なスキルだけでなくプラスアルファのスキルや経験、知識が必要です。「未経験OK!」の求人においても、スキルを持つ人材が好まるもの。ここでは、採用担当者の意見を参考に、貿易事務で内定を得られやすい人についてまとめています。

    <<「採用担当に聞く!こんな人が欲しい」について詳しくみる>>

  • 経験者の声まとめ

    憧れの貿易事務の現場で働く先輩方がどのような仕事をしているのか、生の声が気になる方も多いでしょう。ここでは、貿易事務に関わる方々の体験談をまとめています。やりがいを感じる瞬間や大変だと思うことについて知り、新たな世界へ挑戦する際の参考にしてください。

    <<「経験者の声まとめ」について詳しくみる>>

貿易事務の仕事に向いているのはこんな人!

貿易事務に向いている人は、グローバルビジネスに面白みを感じている人です。貿易事務を行う上で、取引先の外国人やフォワーダーなどの関係会社と連絡を取るため、様々な配慮をしなければいけません。

そのため、海外にある程度興味があり、なおかつ英語を使った仕事へのモチベーションが高い人は適しているでしょう。

1.海外に興味があり、外国文化を受け入れることができる人

貿易事務という仕事は、営業職のように海外へ渡って会社を訪問してクライアントさんと会って仕事をするというわけではなく、メールを通して海外の人との取引や関係会社と連絡を取り合う業務です。そのため取引先や関係会社との連絡で英語力は求められます。

以前から海外にある程度興味があり、日本にはない海外の様々な文化を柔軟に受け入れる人が適しています。

もともと海外の方を相手にした職業に興味があった、海外の文化に興味関心がある、グローバルビジネスならではのこの貿易事務という仕事に面白みを感じることが出来る、外国人を相手に対応するのでさまざまなことでも柔軟に対応をすることができるひとはこの貿易事務という仕事は適しています。

2.同じことをコツコツ続けることができ、ルーチンが苦にならない人

貿易事務の仕事は、商社やメーカーなどの輸出入に関する業務を行っている会社での事務業務です。仕事の内容としては、輸出に関する業務や輸入に関する業務を分けて行っています。

輸出に関する具体的な仕事内容とは、輸出通関書類の作成、通関手配、運送便の手配、荷為替手形についた信用状の買取です。輸入に関する業務は、商品の納入管理や関税納付と消費税納付、輸入通関手配になります。

貿易事務の仕事は基本的に毎日同じことの繰り返しになります。新規の取引先が増えたとしても、仕事内容がなにか変わるということがありません。ルーティーンワークは余り好きではないという人はこの仕事には不向きではありますが、同じことの繰り返しのしごとでも特に苦ではないという人に適しています。

3.コミュニケーション能力が高く柔軟に調整ができる人

職場やその仕事の経験年数によって、見積書や請求書の作成に受発注書類の作成、データ入力や伝票処理などの定型業務のほかに国内の運送業者の手配や倉庫の確保、国内工場や販売代理店と商品の出荷や納期の調整など様々な業務をこなしていきます。

この調整業務を滞りなく円滑に行っていくためには、関係する各所に状況を明確に伝える事が出来る説明能力、いわゆるコミュニケーション能力が求められます。

貿易事務という仕事を行うと、自分が悪くなくても謝らなければならないことや、必要に応じて取引先の方に何かを頼み込むなど柔軟なコミュニケーション能力が求められます。

こういった相手とのコミュニケーションをとる事が苦ではないといった方は、任される仕事も多岐にわたります。

4.英語能力が高く、読み・書きがある程度できる人

輸出入に関する書類は基本的に英語です。英語の書類を読んだり英語で記載する書類も沢山あり、取引先や関係機関の海外の企業と英語でメールのやりとりを行う事も日常的に少なくはありません。

そのため、自分が担当する業務によっては海外企業の担当者へ直接電話で連絡をして対応をすることもしばしばあります。基本的にはメールでの対応になるため、電話で相手と商談をすることは余りありませんが、状況によって柔軟な対応と高い英語スキルが求められます。

以前は欧米などの国との取引が多かったため、英語能力が求められましたが、近年はアジア各国とのビジネスも増加しています。そのため、韓国語や中国語などの多言語スキルをもっていると仕事上大変優位になります。

5.事務処理能力が高く、マルチタスクタイプの人

貿易事務は基本的にルーティーンに沿って各所とコミュニケーションをとって書類作成や輸出入に関わる手続きを進めていきます。複数の取引先を一人で担当するときは、企業ごとに異なる手続きを同時に行っていくこともあります。

見積書や伝票の作成など大きな金額が動く書類の作成ではミスは許されません。税関手続きの場合、少しでも記載ミスがあるとスケジュールに影響が出てしまうのでミスをしてしまうと相手に迷惑をかけてしまいます。

マルチタスクでもミスなく正確にこなせる慎重さを持った人は貿易事務にむいています。書類に間違いがないように細心の注意を払いながら仕事をするため、大きなストレスがかかります。細かな仕事が得意な人はこの仕事に向いています。

貿易事務で働いている人の中には英語ができない人もいるって本当?

貿易事務は海外の人との取引や、書類も英語なのである程度高い英語能力が求められます。英語力の有無やレベルを計るものとして今ほとんどの企業ではTOEICを採用しています。このTOEICの点数によって採用をするかしないか決める会社もあります。それくらい多くの大手企業では英語能力を求めています。

では、貿易事務になるにはある程度の英語に関する高い能力を持っていなくてはできないのか。貿易事務は確かに英語で仕事をすることがほとんどです。

ですが、必ずしも英語がペラペラしゃべれたり、TOEICで高得点を取っていなければいけないという訳ではありません。貿易事務はあくまでも事務処理が基本です。海外旅行で通用する程度の英語能力で大丈夫です。電話の取次ぎやビジネス文章の読み書き位の英語で十分です。

むしろ、使用されている英単語も同じようなものを使っていることが多く、仕事の数をこなしていくうちに自然とたくさんの英語を吸収していきます。

職場によって必要な英語力はそれぞれ。英語ができなくても採用されることも

貿易事務に求められる英語のレベルは様々です。日々のやり取りは当然英語、電話やメールも英語での取引なのである程度の英語能力は求められます。

ビジネス英語には定形文があるかと思いますが、ビジネス英語もほとんどがそれにあてはまります。なので、毎日仕事の数をこなすことで、英単語も覚えていくため、で最初は片言で話すことができなかった人も徐々に英語が身に付いてぺらぺらになったという人もいます。

基本的に貿易事務は事務処理が主な仕事です。営業職のように海外へ足を運んで直接クライアントと英語で交渉をするという訳ではありません。基本的にビジネス用語が分かっていること、電話対応が出来ていれば特に問題はありません。

また、仕事の件数をたくさんこなすことで自然と英語を吸収し、最初は余り英語が分からなかったという人も、経験年数が上がるにつれてレベルアップしていきます。逆に全く英語が分からない、電話にも対応が出来ずビジネス用語も分からないという人は採用が難しい可能性もあります。

貿易事務で英語よりも必要なのは貿易の流れを把握すること

貿易事務は確かに英語が理解をしていた方が仕事をする上でも重宝される存在になります。しかし、英語よりももっと大切なことは貿易や物流が何かを理解している事です。

貿易事務そのものは同じことの繰り返しという非常に単調な仕事です。日々様々な案件があるため、臨機応変に対応をしていくことがほとんどです。貿易や物流に興味があれば、実際に現場で仕事をするともっと勉強になる事もたくさんあります。

そのため、現場で求められるのは英語云々よりも貿易に関する高い知識のほうが求められます。英語が全く話せないという人は、現地にいる日本人スタッフに英語で説明をして対応など、そちらの業務へあてられることもあります。確かに貿易は海外の方を相手にするため、英語スキルは求められます。

スキルアップを目指すなら英語能力は必須

スキルアップを目指したいと思うなら英語の勉強は必要です。最近では大手の企業ではTOEICの点数を重視しているところもあり、点数が高ければ高いほど注目をされています。

英語が苦手な事務員の方でも、ある程度経験年数を重ねるとビジネス定形文は自然と吸収されます。それでも確実にもっとはやく英語を取得したい場合、英会話教室へ通ったり、英語の勉強を重ねているという人も居ます。

特に英会話教室では、実際に貿易事務に求められるビジネス英語をしっかりと学ぶことが出来るため、英語のイントネーションまでしっかりと発音できるようになりたい、現場で使える英語を勉強してみたいという人から、英会話教室での英語習得は注目されている勉強方法です。

貿易事務として働くためにチェックしたい4つのポイント

貿易事務として働くためには、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。自分のスキルやワークライフバランスを考えて仕事をする上で、働くところを選定することはとても大事なことでしょう。自分の希望する条件に見合わないところを選ぶと、長く続かないばかりか、貿易事務のスキルを発揮することはできません。

また、結婚している方や子育て・介護をしながら働かれる方は、勤務時間やお休みを調整できるかどうかも見ておきたいところです。ここでは、職場を選ぶために必要な4つのポイントを詳しくご紹介しましょう。

1.勤務時間

それぞれ勤務時間は企業によって決まっていますが、9時~18時までが一般的で海外の取引先との時差によって勤務時間が調整されることもあります。

日本よりも1時間程度の時差がある国との取引では勤務時間は問題となっていませんが、ヨーロッパなど大幅に時差がある国との取引の場合には、先方が午前で日本では夕方という場合もあります。時差が大幅にある国を中心に取引をしている場合には、就業時間を遅らせてなるべく残業しないように調整している企業もあります。

また、取引先が海外の場合には、時差の関係で定時過ぎてからやり取りをすることになったり、片づけをしていたといに連絡がくることもあったりするため就業時間が過ぎても仕事をすることになってしまう職場も多いです。休憩時間は45分~1時間と設定していることが多く、残業がなければ8時間程度が平均的な就業時間です。

2.残業の有無

企業や職場によって残業時間の差は大きく異なり、人員が仕事量に対してバランスが取れていれば残業は5時間以下という企業もありますが、人員不足からバランスが取れていない場合には残業時間が増えてしまいます。

業務内容は、確実に期日に間に合うように作成が必要な書類や期日までの申請など期日が決められていることが多く、残業をしてでも間に合わせる必要があるといった業務が多いかから自然と帰りが遅くなってしまいます。

船便の遅れなど予期せぬトラブルから対応がプラスされたり、スピーディーで柔軟な対応の必要が求められたりすることもあり残業があたりまえという職場も少なくありません。午前中よりも午後に業務が集中してしまう職場も残業から帰宅が遅くなってしまうケースもあります。

貿易事務には経理に絡む処理もあることから、月末や期末、年度末などはさらに残業時間が増えてしまいます。

3.休日数

残業が多い仕事ですが、休日は一般的に土日祝日、年末年始はしっかり休めるケースが多いです。ただし、急ぎの案件が多い職場や中小企業などは担当が一人になってしまうことから業務量が多く、休日に対応する職場もあります。

日本ではゴールデンウィークやお盆休みといった長期休暇でも、海外が取引先の場合には業務を行っていることもあるため休日に関係なく対応が必要になることもあります。夏期休暇は近年一般企業でも増加していますが社員全員で休んで会社を休業するのではなく、個々に時期をずらして休暇を取得することが一般的です。

7月~9月に夏期休暇の設定期間としている企業が多く、オフシーズンの価格が安い時期に海外旅行を楽しんでいる人も多いです。貿易事務で働いている人は海外に強い関心を抱いている人が多いため夏期休暇を有意義に使えるという点を魅力に感じている人もいます。

4.苦労や悩み

職場によってですが、残業があたりまえになっていて繁忙期には50時間以上もの残業をするケースもあります。帰宅後や休日も会社のメールをチェックし返信したり、海外を相手に仕事をしているため夜中でも電話対応したりすることもあり、プライベートでも仕事をしている感覚に陥ることも少なくありません。

取引先の国独自の時間の流れや仕事の進め方などから、業務が停滞してしまうこともあります。予定していたスケジュールから大幅にズレてしまって臨機応変に対応できるスキルと経験が必要になります。言葉だけでなく、習慣や文化などから意思疎通がうまくいかずに、誤解が生まれてしまうこともあり情報をいかに伝えるに神経を使います。語学力だけでなく、専門用語の知識も必要になります。業務を覚えプラス専門用語が必要になりますし、専門用語を覚えないと業務に支障が出てしまうということで覚えることが多く大変です。

貿易事務は女性が多い!女性ばかりの職場ならではの利点を紹介

貿易事務とは、輸出や輸入などの貿易に関する事務を行う仕事です。基本的には、商社やメーカーなどに勤務して行います。仕事内容は、通関書類の作成や、通関に関することの手配や、L/C買取などです。

事務の仕事のため、女性が多い職場であることが特徴の一つですが、中には不安を抱く方もいらっしゃるでしょう。こちらでは、不安を抱く方に向けて、女性が多い職場ならではの利点をご紹介していきます。

女性社員だからこそ話しやすい

貿易事務の仕事は、海外への輸出や輸入に関する事務が主な仕事です。輸出入にはいろいろな商品が対象になり、中には女性が一般的に好きなブランド物などに携われる場合もあります。

さらに、貿易事務の仕事をするためにほとんどのところで英語は必須です。そのため、ほとんどの社員が女性であり、産休後でも復帰しやすい仕事です。未経験でも働くことができる職場ではありますが、輸出入に関する特殊な書類を扱っていることや、英語が必須の職場ということで、ベテラン社員との差を強く感じることもあるでしょう。

スムーズに仕事ができるようになるためには、先輩社員からの教えも不可欠です。先輩がほとんど女性ということもあり、気を遣う場面もありますが、同性だからこそ話しやすいというメリットもあります。入社したばかりの頃は、質問する機会も多いので、コミュニケーションをとることはとても大事です。

また、ミスを防ぐために注意しておくべきことや、効率よく仕事を進めるためのコツなども先輩から教わることができます。貿易事務の仕事は一般事務と違って特殊な業務も多いので、わからないことはきちんと質問し、集中して仕事が進められるようにしましょう。

団結力を仕事に活かせる

女性が多い職場なので、特に人間関係を心配される方も多いでしょう。女性が多いとグループができやすい状況にもなりますが、それは団結力が強いからとも言えます。また、その団結力は業務にも活かせます。サポートが必要なときに協力してもらいやすかったり、チームで業務に取り組むときも、その団結力が強みになります。

女性陣に限らず、社員の関係性が良いと職場の雰囲気にも良い影響を与えます。緊張感の漂う場面が多い貿易事務の仕事でも、職場が良い雰囲気だと、みんなが気持ちよく業務に取り組めるでしょう。

ほかにも、同じ女性だからこそ悩みを相談しやすいという利点があります。出産後に職場復帰する方も多いので、仕事のことだけでなく、子育てに関する悩みなども相談することができます。働く方の年代も幅広いので、ときには人生の先輩としてのアドバイスをもらえる機会もあります。

なかには、仕事帰りや休日に食事に行くなどして交流を深める方もいます。職場ではなかなか話せないことや、プライベートな話もしやすいので、よりお互いの距離を縮めることができます。このようにコミュニケーションを深めることで、仕事をする上でのチームワークもより強いものとなります。積極的に周りに話しかけるなどして、気持ちよく仕事ができる環境づくりをしましょう。

きちんと注意してもらえる

貿易事務などの女性が多い職場では、服装やメイクをチェックされることもあります。もし、仕事に適していない派手な服装やメイクであれば、女性の先輩などから注意をされる場合もあります。

しかし、社会人としてのマナーや会社の規則を守っていれば、注意されることはありません。男性社員は、女性社員に対して身だしなみのことを指摘するのは難しいものです。そのため、女性の先輩から注意してもらえることはありがたいことだと言えます。もし指摘されることがあれば、素直に聞き入れるようにしましょう。

また、業務の中には、社外の方と接する機会があることも考えられます。そのときに相手に良い印象を持ってもらうためにも、身だしなみは気を遣うべきポイントです。自分一人だけでなく、会社の印象にも関わる可能性があるので、余計に注意したいところです。

身だしなみに関して、自分で気づけなかった点を指摘してもらえることはありがたいことです。もし注意を受けたときは、ほかの女性社員を参考にしたり、自分の身なりを客観的に見直すことなどを心がけると良いです。

日本の主な貿易相手国ランキングと特徴をチェック【輸出国編】

貿易事務は、輸出や輸入などの貿易に関する事務を行う仕事です。日本で行っている貿易は、相手国がいなければ成立ちません。こちらでは、日本が行っている主な貿易相手国のランキングと、それぞれの特徴についてご説明していきます。

1位・アメリカ

アメリカは、日本の最大の輸出の相手国で、日本の輸出全体の約20%を占めています。輸入の相手国でも中国に次いで2番目の多さで、輸入全体の約10%を占めています。

今では、アメリカへの輸出と輸入の差は小さくなっていますが、1980年代から1990年代には、アメリカからの輸入よりも、日本からの輸出の方がかなり多かったため、日本の貿易黒字がかなり問題になっていたのです。

日本からアメリカへの輸出で1番多い品目は、自動車です。2番目に多い品目は、原子炉やボイラーで、3番目に多い品目は、電化製品になっています。一方、アメリカからの輸入で1番多い品目は、航空機や宇宙飛行体などです。

2位・中国

中国も日本にとって、活発な貿易国の一つです。中国からの輸入は、日本の輸入相手国の中でも最大の輸入相手国となっています。日本から中国への輸出よりも、中国から日本への輸入の方がここ何年も多く、日本にとって貿易赤字が続いています。

日本から中国への輸出で代表的品目は、スマートフォン向け集積回路などの電気機器や、乗用車などの車両や、半導体などの機械類がなどがあります。一方、中国から日本への輸入で代表的な品目は、スマートフォンなどの電気機器や、タブレット端末などの自動データ処理機械や、衣類及び衣類付属品などです。

3位・韓国

韓国は、輸出の依存度が高い国のため、為替の変動や世界の景気の動向により左右されやすい国です。日本にとって韓国は、第3位の貿易相手国ですが、韓国にとって日本も第3位の貿易相手国です。日本から韓国への輸出で代表的な品目は、化学製品や卑金属や機械類が多くを占めています。

一方、韓国から日本への輸出で代表的な品目は、石油製品や化学製品や機械類などが多くを占めています。日本と韓国は、双方の国にとって輸出や輸入ともに重要な貿易相手国になっています。そして、日本から韓国への輸出の方が輸入よりも大きいため、貿易黒字が大きくなっています。

4位・台湾

台湾は、日本と同様に資源の算出量がとても少ない国です。そのため、資源などの原材料を輸入して、加工した製品を輸出しています。また、台湾は、対中国との貿易が重要となっていて、中国との関係により影響を受けやすいのです。

日本との経済関係は良好な関係を保っていて、台湾に進出する日本企業も増えています。日本から台湾への輸出で代表的な品目は、電子や電気機械が多くを占めていて、メモリーや携帯電話などの精密部品や精密機械なども増えています。一方、台湾から日本への輸出で代表的な品目は、電気機械や鉄鋼金属製品や化学品などがあります。

5位・香港

香港はどんどんと経済発展をしていて、貿易依存度が高い地域です。そのため、日本をはじめとするいろいろな国の企業が、香港に進出しています。

また、近頃は、進出企業も増えすぎて飽和状態ぎみとなっている状況です。日本から香港への輸出は、香港から日本への輸入よりも倍以上も多い金額です。そのため、香港に行けば、どこに行っても日本製品であふれている状態です。

日本から香港への輸出で代表的な品目は、電気機器や通信音響機器や事務用機器が多くを占めています。一方、香港から日本への輸出で代表的な品目は、電気機器や通信音響機器や雑製品などです。

快適に働きたいのなら「派遣社員」がおすすめ!

貿易事務は海外の企業との取引から残業が多く、帰宅してからの対応や休日対応も少なくありません。残業はなるべく避けたくても、語学力を活かしたいという場合には派遣社員として貿易事務で活躍する方法もあります。

貿易事務は男性よりも女性が多く働いているため、女性に働きやすい職場環境が整っている企業も多いです。

貿易事務の派遣は一般事務よりも時給が高く設定されていて、経験を積み通関士などの資格があればされに時給がアップします。未経験でも貿易事務として採用されることも多く、英語スキルも不要で採用されることもありますが、業務をスムーズに行うためにもTOEIC600点以上があると安心です。

残業は正社員と比べると少ないですが、一般事務よりも多く月15~30時間以上は残業が発生します。

業界未経験でも事務経験は必要なケースが多く、ビジネスマナーや社会人としての会話は最低限の条件となっています。また、資料作成として手書きよりもパソコンでの処理をすることが多く、ExcelやWordや専用端末の入力も必要になります。パソコンの入力は一般事務でも近年は使うことが多いため、ブラインドタッチでの入力程度は身につけておくことがおすすめです。

知っておこう!面接でのアピールの仕方

貿易事務の面接を受けるときには、新卒なんか中途なのか、経験者なのか未経験者なのかによってアピールポイントが異なります。

大学生として新卒採用を対象とした面接には、貿易事務を希望する理由やスキルをアピールしていきます。

例えば、メールや書類作成などコミュニケーションとしても業務としても英語が必要となるため、大学在学中のTOEICのスコアで英語能力をアピールすることができますし、留学経験も大きくアピールすることができます。

中途採用の場合には現在の職種や今までの経験を聞かれるため、まとめておくと面接時に役立ちます。転職した理由も聞かれるため、キャリアプランから貿易事務を希望していることを伝えるとアピールすることができます。

未経験の場合には志望動機だけでなく、今までの経験から今後どのように活用することができるか伝えていきましょう。特に、国内であっても物流業界で経験があれば海外取引の経験がなくても十分アピールが可能です。受発注や購買業務、物流の流れなど把握できていれば大きなポイントとすることができます。物流業界の経験がなくても今まで積み重ねてきたキャリアは何かしらアピールすることができます。どのように伝えるかによって強みとなるため今まで自分が行ってきた業務を一度書きだしてみて見直してみることが重要です。

新卒・中途、そして経験や未経験と関係なくTOEICのスコアはアピールすることができます。貿易事務として活躍したい場合には定期的にTOEICにチャレンジして、スコアを更新していきましょう。英語を活かした仕事をしたいため日々勉強をしていることのアピールにもすることができますい。スコアが高くても古いデータはアピールポイントを下げてしまうため注意しておきましょう。

貿易事務に関するよくある質問

事務職と一口にいっても働く会社によって担う業務が変わってきます。

貿易事務も事務職の一種ですが輸出入に関連する事務業務が主な仕事であるため、輸出入に関連する専門的な知識や語学力、コミュニケーションスキルが求められます。

海外とのやり取りも多くあることなどから貿易事務の仕事に就きたいと考えている方も多いのですが、仕事に関して疑問や不安も少なくありません。たとえば将来性についてです。

貿易の仕事で将来的に独立を考えた場合、貿易事務の仕事だけでも独立に役立つ知識やスキルを身に付けられるかどうかといった疑問も多く寄せられます。他にも経験の有無や男女の違いで採用に影響があるかどうかを不安に感じる方もいます。未経験でも採用されるのかどうか、女性であることが採用に不利になることはないのかなどといったことは、就職や転職活動に大きく影響してくるからです。

他にも貿易事務の仕事でより高いスキルを身に付けられるのは輸出業務か輸入業務課かで悩む方もいるのです。

Q.アシスタント業務しか任されていなくても、将来独立するための知識は身に付きますか?

企業に努めて貿易事務の仕事を経験してから、独立を考えることもできるのです。しかし貿易事務でアシスタント的な業務しか任せられていない場合、将来的に独立できるほどの知識やスキルが身に付くかどうかが気になるところです。

アシスタント的な業務だけでも貿易事務に関連する知識をある程度身に付けることは可能です。アシスタントの経験を積んでいくことで、より専門的な業務を任せられることも出てくるでしょう。貿易事務を取り巻く環境も大きく変わってきているため、今後もさらなる変化が起こると考えられます。

知識やスキルを身に付けることも大切ですが、それ以外にも環境や制度の変化に柔軟に対応できる適応力やコミュニケーションスキルを磨くことも独立のためには欠かせない要素になるでしょう。また独立するなら貿易に関する知識を持っていることを証明できる通関士の資格を取得することも検討してみましょう。

Q.ある程度の英語力があれば未経験でも採用されますか?

貿易事務の求人について調べてみると、経験者を求めている求人が少なくありません。未経験で貿易事務の仕事をしたいと考えている場合でも、採用される可能性はあります。それは未経験でも応募可能としている求人もあるからです。未経験でも応募可能な求人は派遣社員だけでなく正社員でも見つかります。

未経験でも教育体制がある程度整っていると考えられますので、仕事に欠かせない知識を学びながら実践を積み重ねていくことができるのです。ただし未経験でも応募可能な求人では、多くがある程度の語学力を求めています。貿易事務の仕事で使用する言語は主に英語ですので、英語が少しくらい理解できないと海外の取引先とのやり取りも難しくなるからです。

英語力に自信があるなら、未経験でも応募可能な求人を探して応募してみましょう。経験を積めば転職や独立することもできます。

Q.女性でも働くことができますか?

貿易事務は男性よりも女性の割合が高い仕事ですので、女性でも働くことは可能です。事務職全般を見てみても男性よりも女性の割合が高いですし、通訳や翻訳といった語学を使用する仕事も女性の割合が高いことも関係しています。

男性と女性の脳は構造的に違いがあるのですが、女性のほうが貿易事務の仕事に適した脳の構造を持っていると言われています。女性は普段でも家事や育児、仕事などのように複数の仕事を併行して行う機会が多く、それらを器用にこなしている方も多いのです。

一方で男性は一つのことに集中して作業をするのを得意とする脳の構造であるため、マルチタスクをこなすのが難しいと言われているのです。貿易事務ではさまざまな仕事を同時進行して行いますので、女性のほうが効率よく仕事をこなせると考えられています。また貿易事務はデスクワークですし、年齢に関係なく働けますので、女性が長く続けるのに適しています。

Q.貿易事務の仕事の中でスキルが身に付くのは輸出と輸入のどちらですか?

貿易事務には輸出と輸入の業務がありますが、スキルアップのためならどちらを選んでもある程度のスキルアップができるでしょう。それよりも経験を積んだ方が高いスキルを身に付けられると考えます。

単純に輸出業務と輸入業務を比較してみると、輸出業務のほうが輸出に関連する法令を覚えることが多く、手続きも煩雑であることから知識やスキルを磨けるでしょう。しかし仕事の任せられ方によっては、期待するほどのスキルや知識が身に付かないこともあるのです。

たとえばアシスタント業務がメインで、決まった仕事しか任せられないような場合は、貿易事務の一連の流れや実務にあまり携わることができませんので、他の会社に転職した時に潰しがきかなくなるのです。そのためあまり輸出や輸入にこだわりすぎるのではなく、仕事内容で就職や転職先を決めたほうがスキルアップが期待できるでしょう。

貿易事務はいつまである仕事?その将来性とは

労働環境が大きく変化しており、数年後、数十年後にはなくなる仕事も出てくるでしょう。貿易事務の仕事も将来的に残るのかどうか不安に感じる方が少なくありません。

確かにAIや技術の躍進によって貿易事務という仲介作業を通さなくても、輸出入の業務が可能になる日がくるかもしれません。しかし国際化もますます進み輸出入も今以上に頻繁に行われることが予測できますので、貿易事務に関する知識を持っている人は今後も必要とされる場面は出てくると考えられます。そのため将来性もあるといえます。

しかしながら、今まで人間に頼っていた部分がAIなどにとってかわられる部分も多くなってきますので、より高度な作業だけを人間が行う可能性が高くなってくるでしょう。その影響で少ない人数でも仕事こなせるようになりますので、貿易事務に携わる人材が淘汰されるようになります。長く貿易事務の仕事を続けるならスキルアップや高度な知識を身に付けることが求められるようになるでしょう。

将来貿易事務になりたい人が行くべき学校はどこ

貿易事務の仕事に就くためには専門的な知識が求められます。将来的に貿易事務の仕事をしたいなら、それに関連する知識を身に付けられる学校に進学することも考えてみましょう。大学、短大、専門学校にて貿易事務に必要となる知識を身に付けられます。特に関連が深い分野が、国際関係学や国際貿易学、文化人類学などですのでそれらを学べる学校を自分で調べてみましょう。

学校を卒業してから主に商社やメーカーといった海外と取引の多い企業の採用試験を受けます。また貿易事務の仕事に就くために専門資格は必須条件ではありませんが、関連する資格を取得しておいたほうが就職転職にも有利に働くようになります。

貿易実務の総合的な知識を判定する貿易実務検定は、A〜C級まで段階がありますし、さらに上を目指すなら通関士の資格取得にチャレンジしてみましょう。また貿易事務では英語力を必要とする場面が多々でてきますので、TOEICや英検といった英語に関連する資格を取得しておくと、語学力をアピールできるようになります。

おすすめな資格の勉強方法

貿易事務の仕事に就くなら貿易実務検定の取得を目指してみましょう。貿易実務検定はA級からC級まであり、初心者はC級から順番にステップアップしていきましょう。

C級は貿易実務に関連する問題と、貿易実務英語から出題されます。C級は2科目で80%以上正解することが合格基準となっています。C級の合格率は試験によっても異なりますが、5割前後をキープしていますので、しっかり勉強すれば合格できる試験です。

試験勉強は独学でも可能であり、日本貿易実務振興会が発行しているテキスト、過去問を解くことで試験合格に必要な知識を身に付けられるでしょう。B級になると難易度が高くなりますので、より深い知識が求められます。独学でも知識を身に付けられるのですが、C級合格よりも勉強時間を多く必要としますので、ある程度余裕を持った計画を立てるようにしましょう。

B級の勉強法も基本的にはテキストと過去問が中心ですが、独学では自信がない、勉強に充てる時間がないときはスクールや通信教育で学ぶという方法もあります。

貿易事務を未経験でも受かるためのコツ

貿易事務は、事務職の中では時給が高く、平均年収もそこそこ高い職業で、専門職としている人があまりいないため採用されやすい職業でもあります。つまり、企業に自分の長所をうまくアピールできれば、貿易事務を未経験でも採用の可能性が高いです。

企業にアピールするのに一番役立つのは、履歴書です。面接は主に人間性を見るために行われますが、履歴書では応募者のステータスや熱意に注目することになります。つまり、面接で言うからいいや、と何か情報を省いたりするのではなく、できるだけたくさんの情報を履歴書に書き込んだ方がより企業に自分をアピール出来ます。またこの書き方にもコツがあります。そのコツを掴んで履歴書を書けば、採用される確率はぐんと上がるでしょう。

・志望動機の書き方に気をつけよう

志望動機を書く時のコツは、自分が企業の方針と合致していると伝えることと、別の企業もある中で応募した企業を選んだ理由を伝えることです。

まず一つ目の、自分が企業と合致しているとアピールする時は、自分が企業の強みや特徴を理解していることをまず伝え、それに対して自分はどのように貢献できるかを書きます。すると相手企業は、この応募者はよく自分の会社のことを理解しているし、会社にとって有用に違いないという評価をします。

また二つ目の、他でもないその企業に応募した理由というのは、履歴書で最も大事な点の一つです。どんな企業であれ、自分の企業だからこそ入りたいと考えた応募者の方が、仕事内容が同じならどこでもいいと考えた応募者よりも好印象を持ちます。

・「過去の職務経験」と「志望する熱意」を盛り込む

貿易事務は初めてでも、過去の職歴が役立つことが大いにあります。例えばほかの企業で事務職をしていたなら、又は日本語とは別の言語を利用した仕事をしていたなら、貿易事務のスキルに通じますし、そうした職歴を書くことにより、企業側もその応募者がある程度仕事が出来るのだと把握することができます。そのため何か以前に働いていたことがあれば、どんな職業でも記入した方が良いです。

他には、志望する熱意を書くことも大切です。自分のステータスなど客観的な情報はもちろん重要ですが、それと同じくらい自分の気持ちも重要というわけです。それに志望する熱意を書かれて、悪印象を受けることは絶対にないので、書くスペースがあるなら書くべきです。

・専門知識がどれくらい高いのかをアピールする

企業は当然ですが志望動機や熱意だけでなく、仕事ができるかどうかも注目します。むしろ貿易事務のような専門業務の場合は、スキルの方が重要視される傾向が強いです。したがって、自分が貿易事務のスキルを持っているというアピールをすべきです。

特に新卒採用では、貿易事務の経験者がいないので、企業側は応募者の資格を見て判断します。ということは、貿易事務を希望するならあらかじめ検定を受けて資格を持っていると、それだけでアピールになり、就活でも優位に立てます。

貿易事務に求められるスキルは、主に英語力と事務能力の二つです。英語力は、英検やTOEICなどで示すことができますし、事務能力に関しては貿易事務検定という検定を受けることで証明できます。

・業界未経験者は「どれだけアピールできるか」が大きく影響する

貿易事務のスキルをアピールにする際、やはり他社での貿易事務の経験があるというアピールが一番強いです。仕事経験があるなら、研修を軽く済ませてすぐに人材登用出来るので、企業の負担も減るからです。

そうした応募者に就活競争で勝つためには、貿易事務の経験がなくても経験者より優秀だということをアピールしなければなりません。そうなると、英検や貿易事務検定の資格は大きな武器であると同時に、欠かせない資格です。英検は、少なくとも二級を取っておきましょう。貿易事務検定ではかなり英語を使用することになるので、二級は持っていて当たり前と考えられています。

また貿易事務検定では、B級を所持しているとスキルがあるというアピールになります。A級を所持しているとなお良いです。

求められる語学力とは

貿易事務において求められる語学力は、かなり高いです。まず英語は国際語となってきていて、どの国と会話をするにも便利な言語なので、かなりの熟練度が求められます。また電話で他国の企業とやり取りすることも大いに有り得るので、読める、書けるだけでなく話せる、聞けるというスキルも重要です。

さらに英語だけでなく、第二外国語も流暢に操れるトリリンガルの方は、就活で優位に立つことができます。というのも、貿易相手は当然英語圏の方とは限らないので、もし相手の公用語と同じ言語が話せるなら、それに越したことはないからです。日本は特に中国や韓国との貿易が多いので、中国語か韓国語が話せることはかなりのアドバンテージになります。

・貿易実務検定の資格を取得する

仕事スキルの証明に役立つのが、貿易実務検定です。これを受けて資格を得ることで、就活を有利に進められます。確かに、英語力が高かったり貿易事務の経験があったりすると、貿易事務のスキルが高いように見えます。しかし企業が最も信頼するのは、事務スキルを直接測っている貿易実務検定の資格なので、この検定は役立ちます。

貿易実務検定は、A級からC級の三段階に分かれており、A級が最も高い評価の資格です。新卒求人で履歴書に書くなら、C級を所持しているだけで十分です。その他の場合は、A級を持っていれば優秀な人材だという評価を受けます。この検定は、年に二回行われているので、比較的取得しやすい資格です。自分のレベルに合った級を受け、確実に級を上げてスキルも高めましょう。

貿易事務で認識しておくべきこと

他の職種とは違う貿易事務の特徴は、状況がころころ変わるということです。例えば貿易では船や飛行機を使用して取引しますが、日本又は相手国で大雪や強風が起こると、輸送機が出発できないので商品の到着が遅れてしまいます。

国の情勢が変化したり、積荷や乗組員の中に病原菌が紛れ込んだりしているなど、とにかくたくさんの要素が貿易を左右します。貿易事務という仕事は、こうしたトラブルに対応できる能力が必要です。

更に貿易相手と会話する時に障壁となってしまうのが、文化と言語の違いです。例えば日本語では失礼でない言葉でも、相手にとっては侮辱的な意味を持つ単語や表現は多数存在します。それに日本はパンクチュアルですが、世界には時間にルーズな国も沢山あります。貿易事務は、こうした差に気をつけなければなりません。

・社会事情や天候による業務への影響

貿易のトラブルで最も多いのが、天候によるトラブルです。日本国内だと、大雪や強風が起きると飛行機や船舶は出入りできません。そして貿易では、相手国や交易路上の天候も関わってくる分トラブルが増えます。熱帯では大雨で船が出航できないことも多いですし、アメリカでもハリケーンが起こると輸送は絶たれてしまいます。

さらに社会情勢にも貿易は大きな影響を受けます。例えば関税です。貿易摩擦を解消したり、国産の商品を保護するために関税が高くかかったりすると、それだけで貿易業務は不自由になってしまいます。

さらに悪い場合は、商品が届かない可能性もあります。例えば石油は、武装集団が海峡を塞いだり、地元で暴動があったりするとすぐに滞ってしまうので、非常に不安定です。

・文化の違いでトラブルが起こることもある

海外の方と会話や取引をする時にどうしても発生してしまうのが、文化の違いによるトラブルです。例えば時間への考え方は文化によってかなり違います。日本はパンクチュアル、つまり正確さを重視します。これは新幹線の発車と到着時刻が秒単位で調整されていることからも分かるでしょう。

日本人は世界から見ると過剰な程に時間に正確です。それに対して、逆に時間に無頓着な国民性を持つ国も沢山あります。そうした国と交易すると、時間通りに積荷が来ないなどのトラブルが発生します。

相手が日本であれば、このトラブルに関しては相手企業に苦情を言って直してもらうのが最善です。しかし海外との貿易の場合は、それも文化の違いがもたらしてしまうトラブルなのだと割り切って気長に待つことも必要です。