仕事内容や必要なスキル、派遣会社まで貿易事務を総まとめ
本ページでは、製薬メーカーで行う貿易事務の仕事について、紹介しています。
企業名 | リバティー | テンプスタッフ | アバンティスタッフ |
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掲載求人数 | 77 |
61 |
24 |
社内研修 |
・貿易研修 ・パソコン研修 ・自分磨き講座 ・提携スクールの利用可能 (JETROやAEONなど) |
・テンプオープンカレッジ ・無料eラーニングL-TEMP ・提携スクール (アビバ、イーオンなど) |
掲載なし |
サポート・福利厚生 |
・保険制度 ・定期健康診断 ・有給休暇 ・通勤交通費控除など |
・ママ支援 ・社会保険 ・有給休暇 ・産休、育休制度など |
・有給休暇 ・社会保険 ・健康診断 ・クラブオフ |
製薬メーカーでは国内で製造した医薬品の輸出や、海外からの原料の輸入を行っています。輸出入の際に必要な書類の作成や通関業務、輸出先からの受注処理、原料メーカーへの発注処理など、貿易に関するさまざまな事務が発生するため、そういった業務を処理するのが貿易事務担当者の役割です。
主な業務内容は書類の作成や確認、取引先との連絡などになりますので、英語の読み書きや英会話の能力はもちろんのこと、事務作業を正確にできる細やかさも求められます。貿易に関する専門知識があればさらに就職しやすいですが、未経験でも英語能力があれば、採用の可能性は十分あります。
受発注や在庫管理はSAPという業務システムを使用して行う企業が多いため、SAPの使用経験がある人も歓迎されやすいです。
製薬メーカーの貿易事務は、一般的なメーカーの貿易事務と基本的な業務内容は同じです。ただし製薬メーカーはコスト削減のために、海外に生産工場をもっているケースも少なくありません。そのため企業によっては製品の輸出ではなく、自社の現地工場からの輸入業務が仕事の中心になることもあります。
自社内でやり取りする仕事のほうが、プレッシャーが少なくて良いと感じる人も多いですが、いろいろな人と英語でコミュニケーションする仕事をしたいと思っている人は物足りなく感じるかもしれません。
また貿易事務といっても事務処理だけではなく、お客さまからの問い合わせへの対応や、運送会社や通関業者との折衝を任されるケースもあります。貿易事務の求人に応募する場合は、企業の募集条件をよく確認しましょう。
製薬メーカーの貿易事務の仕事では、一般的なビジネス英語に加えて医薬品や医薬原料に関する英語も使うことになりますが、就職・転職時点でそういった知識を要求されることはほとんどありません。一般的なビジネス英語の能力さえあれば、その企業の仕事で必要な単語は入社後に学べば十分だからです。
そのため製薬メーカーだからといって、一般的なメーカーの貿易事務と募集条件はあまり変わりません。英語の読み書きや英会話の能力に加えて、貿易に関する業務経験や海外営業の経験があると、貿易事務の仕事にも生かしやすいので歓迎されます。
製薬メーカーのトップ企業のほとんどは欧米の会社です。日本の医薬品市場は規模が大きいため、日本に進出している外資系の製薬メーカーも多いです。そういった企業では社内に外国人の上司がいて、普段から英語でコミュニケーションしなければいけないケースもあります。
より高い英語力を求められますが、そのぶん待遇も良くなる傾向がありますので、英会話に自信のある方は挑戦してみると良いでしょう。