未経験でも大丈夫?

本ページは、未経験から貿易事務を目指すためにはどうしたらよいのか、まとめています。

未経験からの貿易事務、その道筋は?

貿易事務の仕事は、ある程度の語学力や専門知識が求められます。しかし、未経験者だと門戸を完全に閉ざされるという訳ではありません。未経験者で貿易事務の仕事を目指す場合、「未経験者でもOK」という求人案件を探すのが最初のステップ。実際に貿易事務の仕事に触れながら経験値を積み上げて、キャリアアップを目指していくのが王道の方法です。

一般事務に就いて、パソコンなどのOAスキル、電話や接客対応などの基本的スキルを積んでから貿易事務にトライするのもアリでしょう。取引先との発注業務を経験できる職場であれば、その経験を貿易事務の仕事に活かせます。

ここでは「未経験で貿易事務を始めた人の体験談」「未経験者への求人情報」「未経験から貿易事務につくためのコツ」をまとめているので、参考にしてみてください。

未経験から貿易事務を始めた人のエピソード

業務の頑張りで語学力アップ!やりがいを感じています

私は、製造業の出荷関係の貿易事務をしています。具体的な業務内容は、海外の子会社とのメール対応や書類作成が中心です。

入社前の私のスキルは、WordやExcelを人並みに触れて、独学で勉強していた中国語を多少理解できる程度。英語に関しては、まったく自信がありませんでしたね。

派遣なら未経験OKな貿易事務の求人があると知って、挑戦してみることにしたんです。

面接では「語学に自信はありませんが、これから一生懸命努力して伸ばしていきたいです」と伝えました。すると、面接官から「実務を通じて少しずつ鍛えていけばいいですよ」と言われて採用が決定!そのときの喜びはいまでも覚えています。

入社してもっとも苦労したのは「メールのやり取り」です。最初のころは、ネット翻訳で文章を変換してからメールを送っていました。しかし、メールのやり取りを重ねるうちに、翻訳する回数はどんどん減り、業務で苦労しないレベルの単語・文法力が自然と身に付くように。

最近は、電話やスカイプを使ったやり取りができるまでに成長中です。未経験の派遣社員からスタートましたが、頑張り次第で任される仕事が増えていくところに、やりがいを感じています。

スキル習得サポートが近道でした!

最初に貿易事務職についたのは、雑貨の輸入販売会社でした。英語はある程度話せたものの、未経験でしたので、専門用語や処理方法など分からないことばかりで、納期遅れ・商品違いなどのトラブル対応は大変でした。たくさんの失敗と成功を繰り返して、多くの経験を積めました。それから私は派遣会社を利用して転職し、今の会社は2社目。「お酒が好きです」と伝えたところ、派遣会社にワインの輸入会社を紹介してもらい働くことになりました。

貿易事務は、自分の好きな商品を扱うところだと「やりがいと楽しさ」を実感しやすいです。現在は昔と違って、派遣会社の手厚いサポートを活用できるそう。入社前に、パソコン操作・資格講習・貿易事務に関する基礎知識などが学べるらしいので、未経験の人でも安心でしょう。私もこんなサポートが昔に受けられてたら、もっと楽に仕事を覚えられたのに!と思いますね。

貿易事務の仕事は求人誌であまり掲載されていません。派遣会社を利用したおかげで、仕事探しの苦労は少なかったのはありがたかったです。

貿易事務、未経験の求人例は?

業界 運輸関連
給与 1,300円~1,350円
勤務地 大阪府
勤務時間 10:00~19:00
休日 土曜、日曜、祝日
仕事内容 大手総合物流会社で貿易事務のお仕事
応募資格 社会人経験のある方
パソコン基本操作可能な方
英語力:読解程度
業界 サービス関連
給与 時給1,700円~
勤務地 東京都
勤務時間 9:00~17:45
休日 土曜、日曜、祝日、夏期休暇、年末年始、年次有給休暇
仕事内容 精密機器、部品等の輸出入に関する貿易事務業務
応募資格 貿易書類等の用語の理解がある方優遇
英語力:不要
業界 商社関連
給与 月給190,000円~
勤務地 愛知県
勤務時間 9:00~18:00
休日 土曜、日曜、祝日
仕事内容 海上輸入出を希望されるクライアントからの依頼に基づいて各種貿易関連業務
応募資格 Word・Excelの基本操作が可能な方
英語力:不要

未経験から貿易事務のお仕事に就くには

未経験OKという求人は探してみると意外とたくさん見つかります。しかし、だからと言って何の下準備もせずに面接を受けるのはNG。専門性の高い業種なので、やはり経験者の方が「優遇」されます。未経験者に大切なのは、事前の準備力や計画性です。

特に女性は、結婚や妊娠、出産を見越しておく必要があります。貿易事務に就く前の準備の1つとして、「事前に産休や育休がある会社の選び方」「長期間育休をとっても復帰しやすい人の特徴」など、女性にとって働きやすい貿易事務会社の探し方をまとめています。

また、貿易事務において未経験者ができる自己PRとは?気になるコツを載せています。履歴書や面接では、何を自己PRアピールするかが成功のカギを握っているので要チェック!

人材派遣会社で行われている語学サポートについてもご紹介しています。多くの求人が集まる人材派遣会社には、語学研修を行っているところも多数あるんです。貿易事務において、語学力は大切なスキル。身につけていれば、採用される可能性は一気に上がりますよ。

出産を考えている女性でも貿易事務はできる?

女性の中には、将来の結婚や出産を考えている人も少なくありません。「貿易事務」は結婚・妊娠・出産後も続けられるのでしょうか?

貿易事務は受発注業務・見積作成・海外電話やメールのやり取りなど、数多くの仕事を任され、やりがいや楽しさはたくさん見つかるでしょう。しかし、会社の規模にもよりますが、派遣社員だと産休や育休を取れない可能性が。実際、貿易事務を1人で対応する小さな会社だと、長期間の休みを取るのは難しいのが現実のようです。

となると、貿易事務を選ぶなら結婚や出産を諦めないといけないのか…? いいえ、そんなことはありません。

実際、主婦や主婦を歓迎しているところや育休・産休実績のある企業は探せばたくさんあります。狙い目は大手や外資系の企業!また、現在は共働き家庭にも朗報が。貿易事務は一般事務よりも給料が高いため、経済的に大きなメリットがあります。旦那さんやご両親と相談して、子育ての協力体制を整えるのも一つの手ですよ。

貿易事務は専門性の高い業種で、経験者が優遇されるので、結婚や出産後に復帰することも可能です。未経験の方は、今から派遣を利用して貿易事務の経験を積んでおくといいかもしれません。

未経験からの貿易事務…自己PRはどうする?

未経験者が貿易事務を目指す場合に、もっとも重要なのは自己PRです履歴書や面接できちんと自己PRできれば、採用される確率はグンと高くなります。

未経験者のアピールすべきポイントは「社交性」と「向上心」です。未経験者OKの企業は、豊富な専門知識を初めからは求めていません。未経験者が求められるのは、「人と関わるために大切なコミュニケーションスキル」と「新しい仕事にチャレンジするのに必要な前向きな向上心」です。

自己PRでは、前職の仕事内容を具体的に伝えましょう。前職の経験が貿易事務にどのように活かせられるかを伝えられるとベスト!未経験で挑戦する動機を、履歴書や企業の面接官に知ってもらうことが重要です。

もちろん、語学力や留学経験があれば、さらに強いアピールポイントになります。それに加え、TOEICや英検の実績や資格があると◎。パソコンスキルも同様で、前職でオフィスワークの経験がなくても、WordやExcelがどれだけ使えるのかを積極的にアピールしましょう。

人材派遣会社では語学力アップもサポート

語学に関しては、貿易事務の仕事に必要な英語力は、TOEIC600点以上がひとつの基準になります。これは一般事務とは異なり、OJTのカタチで伸ばすのはなかなか難しいのが現実です。語学スクールなどに通い、英語力を身につけたいところ。なお語学についても、登録者を対象に語学研修やセミナーを実施したり、外部の語学学校を割安で受講できるしくみを持つ人材派遣会社もあります。ぜひ積極的に活用していきましょう!

貿易に関する知識は、事務能力や語学力以上に、身につけるためのハードルが高いかもしれません。やり方としては、事務能力や語学力を一定レベル以上身につけ、「未経験者可」の求人案件から入り、貿易に関する知識や経験を深めていくというのがひとつ。もうひとつは、やはり人材派遣会社が実施する研修を利用するやり方。その際、実務未経験でも、先に通関士や貿易実務検定試験などの資格習得を目指すというのもひとつのやり方です。実際にそのような姿勢が、未経験であっても企業側から評価されるケースは多いとされています。

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