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求められるスキルと知識

本ページでは、貿易事務の仕事にはどんなスキルや知識が求められるのかという点について説明しています。

貿易事務に不可欠なスキルや知識とは?

貿易事務という仕事は一定以上のスキルや知識が求められる職業ですが、他の仕事で身につけた経験やスキルがまったく役に立たないかというと、そうではありません。では、貿易事務に必要とされる具体的な経験やスキルについて見ていきましょう。

その1:語学力

貿易事務の仕事に就くには、一定レベル以上の語学力、とりわけ英語力が不可欠です。逆に言えば、英語がまったくダメという方には、ハードルはやや高いと言えるでしょう。ただし、ネイティブレベルの英語力が必要(あれば越したことはありませんが)という訳ではありません。目安としてはTOEICで600点以上、英検2級程度がひとつの基準となっています。また、メールでのやり取りや書類でのコレスポンデンス(商業通信・調整)という業務が重要になるため、読解力や文章力がより重要となります(もちろん会話力がなくてよいという意味ではありません)。貿易事務を志望する方は、この点をしっかり踏まえておいてください。

その2:事務処理能力

これまでに事務の仕事を経験している方は、そこで得たスキルを応用できます。ワードやエクセル、パワーポイントなどの使いこなし、取引先とのやりとりや電話・接客対応。これらは貿易事務の仕事においても十分に活かすことができるでしょう。書類作成が多いようなので、パソコンに強いと企業側としても大きなメリットとして見てもらえるでしょう。専門知識を必要とする部分もありますが、一般的な営業事務とほとんど変わらない業務も多いようです。

そして、事務の手続きには「正確さ」が大切。見積書や伝票などお金が動く書類作成などは、ミスが許されません。税関手続きにおいて記載に誤りがあると、スケジュールに影響がでることもあるでしょう。与えられたさまざまなタスクを正確にこなせる能力が問われます。

その3:貿易の専門知識

貿易業務以外の仕事に就いていた方にとっては、未知の分野となりますね。例えば通関手続きや、L/C、船積手配や倉庫手配などはなかなか他業種では経験のできない領域です。そのため、まずは一般事務や語学のスキルを活かした仕事をしながら貿易事務に関する知識を深めたり、派遣会社が実施する貿易事務の研修や講座を受けるなどして、徐々に知識や経験を深めていくというのが現実的なやり方と言えるでしょう。

その4:コミュニケーション能力

貿易事務の仕事をするにあたり、コミュニケーション能力はとても重要です。社内の各部署の担当者や取引先企業、そして海外の担当者と連絡をとることもあります。

ここでいうコミュニケーション能力とは、語学に限ることではありません。もちろん語学に長けていれば、仕事において有利となるシーンも多いでしょう。ですが、それ以上に大切なのは「相手の意図をきちんと理解できること」や「自分の意見・要求を伝えられること」。語学はあくまでもツールなのです。コミュニケーションを能力を高め、周囲との「調整する力」をつけると、貿易がスムーズに行われるでしょう。

ちなみに年代は関係あるの…?

未経験で貿易事務に就く際、採用の割合が多いのはやはり若年層です。長い目でみれば、より長期に渡って働けるほうを選ぶのは自然なこと。教えたことを吸収する力においても、若いほうが有利と言えるでしょう。

ですが、30代・40代であっても事務の経験や関連の資格があれば、カバーできる可能性は十分にあります。経理や財務の実務経験は採用側にとって大きなプラス要因。併せて英文会計資格を取得すれば即戦力となれる可能性もあります。これらを面接の際にいかに上手くアピールできるかが、ポイントと言えるでしょう。

必要なスキルを身につけて貿易事務を目指しましょう!

語学力、事務処理能力、コミュニケーション能力…貿易事務に求められる要素はたくさんあります。貿易の世界は為替が1円変動するだけで大きな金額が動くので、為替の計算を含む数字全般の勉強に力を入れるのも良いでしょう。これらを駆使して周りとの「調整能力」を磨いていくことが大切です。

もちろん、業務を通して身についていく部分もたくさんあります。貿易事務に限ることではなく、未経験から何かを始める場合は、たくさんの壁にぶつかるでしょう。ですが、恐れずにチャレンジしていく気持ちを持つことが大事。

貿易事務は、派遣の方が活躍できる職業と言われています。不安や年齢を理由にあきらめるのは、もったいないことです。経験や資格があるならば、自分が企業に対して与えられる「メリット」をしっかり伝えましょう。

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